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片山貴夫氏は4月11日付で、「メモ14 外ではパワーハラスメントを弾劾する一方で、内ではパワーハラスメントを行なっている岩波労組委員長]という記事をアップされている。

この記事によると、2009年10月23日、当時、岩波書店労働組合委員長であった渡辺尚人氏はパワーハラスメントが問題になっていた「判例タイムズ争議」に参加し、そこでパワハラを告発する側に立って連帯の言葉を述べていたとのことである。

出版情報関連ユニオンのホームページより、当日の渡辺氏の発言関連部分を引用させていただく。(「対策会議ニュース[2009.11.6 No.11]」)(太字による強調は引用者による)

「10月23日午後5時40分,麹町の判例タイムズ社前には,17単組・分会から100名を超える支援の仲間が集まり,判例タイムズ社前の歩道をうめつくした。」「岩波労組の渡辺委員長が,会社にはまっとうな対応を期待するとの言葉を添え,気持ちのこもったシュプレヒコール。力強い復唱に,帰宅途中の人々の注目を集め,宣伝行動は締めくくられた。」「これまで会社勤めをしてきた経験のなかには,パワハラの疑いがあるものが幾つかあったように思えますから,パワハラは意外と身近なものだと言えそうです。しかし,判例タイムズ社で行われたパワハラの数々は決定的なものでした。」「判例タイムズ社は悪質なパワーハラスメント行為があったことを認めてお二人に謝罪し,早急に問題の解決をはかってください。」[岩波書店労働組合委員長/渡辺尚人] 」

片山貴夫氏は「一方で、渡辺委員長率いる岩波書店労組による金光翔(キム・ガンサン)さんへのパワハラが、延々と継続されていたわけです。渡辺委員長にとっても「パワハラは意外と身近なもの」であったわけです。」と皮肉を籠めて述べているが、2009年といえば、その翌年にかけて、金光翔氏への岩波書店労働組合によるイジメ攻撃が、「私にも話させて」「首都圏労働組合特設ブログ」の関連記事を読んでいて空恐ろしくなるほど凄まじい時期であったはず。渡辺尚人氏は、まさに「外ではパワーハラスメントを弾劾する一方で、内ではパワーハラスメントを行なっている岩波労組委員長」だったのだ。岩波書店は労使ともに皆さん特別に二枚舌が得意のようだ。「世界」編集長の岡本厚氏も同年の2009年に自身の行動はさておいて、「週刊金曜日」が募っている旅行添乗員解雇に反対する抗議文に署名していられる。この点、佐藤優氏の行動様式とよく似ているから、お互い気が合うのだろう。これでは、金光翔さんのようにできるかぎり論理的に、正確に思考しようとする姿勢の人物のことなど理解の外にあるのも無理はないのかも知れない。

今回、岩波書店が「ユニオンショップ制の労働協約があるので「解雇せざるをえない」」という理由をもって金さんに解雇通告を行なったということは、岩波書店労働組合が金光翔さんの「除名」を決めたことが前提条件になっているわけである。何年も前に脱退届を提出している社員に対し、今になって「除名」を言い渡すという行為も常軌を逸していて気味が悪いが、しかもこの解雇は前回の記事に書いたように、対象の労働者が別の組合に加盟している以上、不可能なのだ。そのことはネットで最高裁の判例を見てみて、2007年の東芝の例などであらためて確認することができた。

そのくらいのことは、岩波書店上層部といい、岩波書店労働組合といい、当然承知のことだろうに、このようになりふり構わぬかたちで金光翔さんに解雇攻撃をしてくるのはなぜなのか。一人の個人を集団が束になって不当に苦しめ、自分たちも恥晒しをするだけではないかと思え、私などにはまるで理解しがたいのだが、ただし、組合による除名→会社による解雇通告という構図を見ると、もう岩波書店労働組合も会社と同罪とみていいように思われる。経営者とは違う、労組だという理由での配慮はここまでくると不要だろう。おかしいと思われる点は遠慮なく指摘させてもらうことにする。

渡辺尚人氏が余所の争議の支援に行って「判例タイムズ社は悪質なパワーハラスメント行為があったことを認めてお二人に謝罪し,早急に問題の解決をはかってください。」などと立派なことを述べていたちょうどその時期、その渡辺委員長を初めとする岩波書店労働組合執行部および組合員が集団で金光翔さんにどのような性質のイジメ、嫌がらせを行なっていたかについて少し振り返ってみたい。組織のなかの人間というものの探求の一つの学習材料にもなるかも知れない。(?)


金光翔さんは、ブログ「私にも話させて」における2010年6月5日付の「マスコミ界隈の在日朝鮮人と日本人リベラル・左派の「共生」、または共犯関係(下)」というタイトルの記事で、下記のように書いている。

「「執行委員会(委員長:渡辺尚人)は、私について、以下のような組合員の発言が掲載された「アンケート文書」を昨年10月1日に、全社中に配布している。

「組合費を払わず、組合に敵対する行動をしている人は、除名すべきです。そのような人に、春闘・秋年闘の果実である一時金を与えるのは、公平を欠きます。」 」

上の文章が金光翔さんにあてつけたものであることは下記に金さんが述べるごとく明らかだろう。この時点で「昨年10月1日」ということは、「2009年10月1日」ということである。渡辺尚人氏が「判例タイムズ争議」で当該会社を糾弾していたのは上述したように「2009年10月23日」である。まさに同時期である。「アンケート文書」の内容とともにそれを無批判に掲載して会社中に配布した組合執行部を金光翔さんは同じ記事中で次のように批判し反論している。

「私の岩波書店労働組合による人権侵害への批判を、自分たちの行為については一言も触れないまま、「組合に敵対する行動」呼ばわりしている。除名しようがしまいが勝手だが、より問題なのは、「そのような人に、春闘・秋年闘の果実である一時金を与えるのは、公平を欠きます。」なる一文である。これは明白なデマである。「首都圏労働組合特設ブログ」でも何度も書いてきているように、首都圏労働組合は、岩波書店労働組合とは別途、春闘・秋年闘の一時金を要求しているのであるから、事実としても完全に間違っている。また、さらに笑うべきことに、春闘・秋年闘の結果として支払われる一時金は、組合員ではない部課長にも、全く同様に(組合員と同基準で)支払われるのであるから、この書き手の論理に従えば、私の件とは無関係にそもそも「公平」を欠いている状態ではない。支離滅裂である。

岩波書店労働組合執行委員会にとって、この書き手の記述がデマであり、悪質な私への中傷であることは認識できていたはずである(岩波書店労働組合執行委員会は、以前、「首都圏労働組合特設ブログ」を読んでいる旨を私に表明している)。にもかかわらず、執行委員会は、あたかも私が岩波書店労働組合の活動にタダ乗りしているかのように描く、デマであることが明らかな特定個人に関する中傷記事を、全社中に配布しているのである。当然であるが、仮にそれがアンケートの発言であったとしても、執行委員会は掲載・配布責任を有する。 」

繰り返しになるが、渡辺尚人氏は2009年10月という同年同月に社外ではパワハラを指弾し、社内ではパワハラを容認・推進するという相反する役目を遂行していたことになるのである。二枚舌もここまでくれば立派といいたいくらいだが、やはりそうは言えない。醜悪だと思う。また問題の本質とはあまり関係ないことだろうが、「そのような人に、春闘・秋年闘の果実である一時金を与えるのは、公平を欠きます。」という主張の書き手が使用している「果実」という言葉は、このようなケチくさい狭量な内容の文章には相応しくないと感じる。「果実」という可憐なおもむきの言葉が可哀想に思える。翌年、2010年の同労組の金さんへの人権侵害はさらに露骨になっていくのだが、長くなるので次回に譲る。
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2011.04.15 Fri l 言論・表現の自由 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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