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先ほど、岩波書店に下記のメールをお送りしました。



4月11日

岩波書店
代表取締役社長 山口昭男 様
役員各位

前略にて失礼いたします。
貴社はこの度社員の金光翔氏に「ユニオンショップ制の労働協約があるので「解雇せざるをえない」」という理由により金氏への解雇通告を行なった、と4月9日付の片山貴夫氏のブログに記されています。この件に関して当事者である金氏への確認を私自身はまだとれていませんが、これまでの経緯から推測するにこの解雇通告の存在は事実ではないかと思われ、危惧しています。そこでこの件が事実であると想定しての私見を以下に書かせていただきます。

私は「首都圏労働組合特設ブログ」掲載の記事はほとんど欠かさずに読んでいるつもりの者ですが、金氏が岩波書店労働組合に脱退の意志を伝えてから、もうかれこれ4、5年は経過している、組合にはとうの昔に脱退届も提出済みと理解しています。組合はその後も「脱退は認めない。組合費を払え」という執拗な催促を行なってきたようですが、それに対して金氏は一切応じることなく、自らの意志で社外のご友人とともに「首都圏労働組合」を結成し、独自の組合活動を行なってきたはずです。

前述の片山氏は、「ユニオンショップ制は、これまでも、執行部の路線に反対する組合員を職場から排除する為に悪用されてきました。」と当該記事において述べています。残念ながら、私は「ユニオンショップ制」という制度についてまるで知識がありませんので、本日、在住地域の労働基準監督署に電話をかけて、事の経過と現在の実情を話し(御社および金氏の名前は出していません。)、一般論としてこのような解雇が成立することがありえるのかどうかを尋ねてみました。電話に出られた人は、自分はそもそもユニオンショップ制というものが、何らかのかたちで労働者を解雇する、しないの理由に用いられたという話は一度も聞いたことがない。だから判例もまったく知らないということで、これは「○○○(メール文では実名。以下同様)労働センター」という所に訊いたほうがいいと言われ、電話番号を教えられました。電話だけの印象ではありますが、労基署の人が意外な話を聞いた、驚いたという雰囲気だったことは確かであったと思います。

○○○労働センターに電話をかけますと、幸いこういう問題の担当であるという人に出ていただくことができ、労基署に話した内容をそのまま繰り返して話し、このような環境下で「ユニオンショップ制の労働協約があるので「解雇せざるをえない」」という理由による労働者の解雇ができるものかどうかを訊きますと、いともあっさりと「出来ません。」と言われました。日本の法律(労働組合法)では、たとえユニオンショップ制の労働協約があろうとも、対象の労働者がすでに別の組合に加盟している場合はその時点で労働者の権利保護が優先されると定められているので、ですから「解雇は無理ですね。」とのことでした。曖昧なところのまったくない明解な説明を受けましたが、この説明は私たち一般市民の常識とも完全に合致しています。どんな酷い御用組合であろうとユニオンショップ制の存在により組合脱退は不可能、どうしても脱退すると主張すれば即クビ、というのでは私たちはオチオチ生きてもいられません。実際御社が使っていられる解雇に関するこのたびの理屈は私たち一般市民の安らかな社会生活や生存の権利を脅かす暴力に他ならないのではないでしょうか。

実を言えば、このように労基署などへの質問を急ぐのも、これまでの御社や岩波書店労働組合の遣り方から見て、少し油断していると、金氏にどんな仕打ちをしてくるか分からないという危惧を感じるからです。突然、会社への入門を阻止する、出勤しても机がなくなっている、そこまで行かなくても仕事を一切回さない、などの陰湿な暴力を振るう、言葉は悪いですが、「ゴロツキ」のようなことをする会社もあると聞きます。一人、金氏のためだけではなく、御社の名誉のためにも、また読者のためにも、決してそのような卑劣な振る舞いをなさいませぬよう、お願いいたします。

そもそもこの問題の本質は、片山貴夫氏が明確に指摘しているように、

「“平和と人権を尊重する”ことを社会に向けて掲げている岩波書店が、メディアで排外主義・国家主義そのものの主張を公然と行っている論客・佐藤優を厚遇して使っていることに対する、金さんの(当然の)批判を、岩波書店が労使一体となってリンチそのものの弾圧を行っていることです。貴重な内部告発者に御用組合が会社といっしょになってイジメを行っているのです。」

というところにあると私も考えています。3月11日以降、佐藤優氏がネットの【佐藤優の眼光紙背】で主張している「国家翼賛体制の確立を!」「大和魂で菅直人首相を支えよ」「福島原発に関する報道協定を結べ」「頑張れ東京電力!」などの各記事を御社はどのように見ていられるでしょうか。あれでも、金氏の「<佐藤優現象>批判」に問題があったとお考えでしょうか。ぜひとも熟考を重ね、「解雇通告」を取り消し、金氏に謝罪してくださるよう要請いたします。

なおこのメール文は、拙ブログ「横板に雨垂れ」に掲載することをおことわりしておきます。 」
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2011.04.11 Mon l 言論・表現の自由 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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