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最高検の岩橋義明公判部長が電車の運行を妨害した疑いで警察に取調べられたという事件は各メディアで広く報道されたが、当ブログでもこの件を10月5日にこちらで取り上げた。というのも、当ブログでは「埼玉愛犬家連続殺人事件」で殺人の共謀共同正犯の片割れとして死刑を宣告された風間博子さんについて、検察による不公正きわまりない取調べを基とした判決によって死刑を押しつけられた疑いが濃厚であることをずっと述べてきているのだが、その捜査を主導した検察官が、今回電車運行妨害で渦中の人になった岩橋義明氏に他ならなかったからである。その岩橋氏に対し、最高検は去る16日処分を下した。岩橋氏は最高検の「公判部長」から「総務部付」に異動させられたとのことである。

「 最高検公判部長:電車遅らせた問題で更迭 動機説明せず
 最高検の岩橋義明公判部長(58)が電車の運行を遅らせたとして警察に事情聴取された問題で、最高検は16日、岩橋部長を厳重注意とし、法務省は同日、岩橋部長を最高検総務部付に異動させた。後任には長谷川充弘(みつひろ)最高検検事(58)を充てた。
 最高検によると、岩橋前部長は9月28日午後11時25分ごろ、横浜市青葉区の東急田園都市線あざみ野駅で、乗っていた電車のドアが閉まる際に自分のかばんを何度も挟み、発車を約4分遅らせた。運転士が前部長を見つけ、警察に引き渡した。庁舎内で酒を飲み、帰宅途中だったという。
 調査した最高検は前部長の故意を認定する一方、動機については「差し控えたい」と説明しなかった。前部長が乗った電車では前の駅でもドアが閉まらなかったが、最高検は前部長の行為と断定できなかったとした。
 渡辺恵一最高検次長検事の話 誠に遺憾。国民の皆様に深くおわびしたい。」( 毎日新聞 10月16日)

運行妨害が「故意」だったかどうかについては、この事件が表沙汰になった10月4日の読売新聞によると、「岩橋部長は1日、読売新聞の取材に対し、 「酒に酔って電車のドアにもたれて立っていた。カバンが挟まっていたことには気付かなかった。仕事のストレスもあった」と説明した」とのことだから、本人は当初「故意」を認めていなかったわけである。でもそんな言い分が通用するはずがなかった。岩橋氏が運行を妨害したのはあざみ野駅だけではなかった可能性が非常に高いのだ。この点につき、「前部長が乗った電車では前の駅でもドアが閉まらなかったが、最高検は前部長の行為と断定できなかったとした 」という最高検説明も全然筋が通っていない。10月4日の最初の報道で下記の情報が複数の報道機関によって伝えられていたからだ。

「捜査関係者や東急によると、岩橋部長は9月28日午後11時25分頃、あざみ野駅で清澄白河発長津田行き普通電車のドアに、持っていたカバンを挟み、発車を遅らせた。 6駅手前の溝の口駅から、駅に停車する度に同じドアが閉まらなかったため、駅員があざみ野駅で岩橋部長に事情を聞き、同署に引き渡した。岩崎部長は帰宅途中で、酒に酔っていたという。同線下り線の数本が最大約15分遅れた。」(読売新聞10月4日)

「東急電鉄によると、同線では28日夜の急行電車で、三軒茶屋、二子玉川、鷺沼などの駅に停車した際、男性がドアにかばんを挟み、発車が遅れたことがあった。 男性は普通電車に乗り換えた後のあざみ野駅でも同様の行為をしたため、警察官に引き渡したという。」(中國新聞 '12/10/4 )

上記の「 6駅手前の溝の口駅から、駅に停車する度に同じドアが閉まらなかった 」「 28日夜の急行電車で、三軒茶屋、二子玉川、鷺沼などの駅に停車した際、男性がドアにかばんを挟み、発車が遅れた 」などの発言は東急電鉄側から発せられており、複数の駅でーーおそらくは計7つの駅で!ーー同じドアが閉まらなかったという事実関係に疑問の余地はないだろう。したがって、 あざみ野駅以外の駅での運行妨害については、 「前部長の行為と断定できなかった」という最高検の発言はごまかし以外の何ものでもないと思われる。それを認め「断定」したら岩橋公判部長の行動の異常さが否でも応でもいよいよ明白になること確実なので、組織防衛のために「断定できなかった」と述べたにすぎないのだろう。

小中学生が固まって乗車している場合に、集団心理に唆されてついそういう行為をやるはめになってしまったというのならともかく(しかし実際には私は小中学生についてのそういうイタズラ話を聞いた記憶はないような気がするのだが?)、 ダイの大人、それも最高検の公判部長の職責にある人物が、乗車している電車が駅に到着する毎に周囲の目を盗みながら一人でこっそり運行妨害に耽っている心理は謎でもあり、薄気味悪くもある。これが即事故に繋がるようなことはまずないとしても、乗客の迷惑もさることながら、電車の操縦者や駅員などの関係者に要らぬ不安をあたえる行為であったことは確かだろうと思えるからだ。

「埼玉愛犬家連続殺人事件」において岩橋氏が事件の共犯者Y氏に対して行なった取調べ手法と今回の事件とを直接結びつけたり関連づけたりすることはできないが、かといって双方が完全に無関係だと言い切ることもできないような気が私にはするのである。「岩橋義明・最高検察庁公判部長が電車の悪質な運行妨害」というブログ記事にこの事件と岩橋氏について下記の記述があった。

「 全国で進む、検察による被疑者の取り調べの録音、録画の可視化を検察庁として採用するか否かを判断する中心人物だった/連続7駅同じドア閉まらず、東急いなか都市線の電車の運行を15分以上遅延させても平然としていたという/岩橋義明・最高検察庁公判部長自身が刑事訴訟の総指揮をしているから、自分は絶対に有罪にならない自信があるのだろう/こんな御仁に検察のシナリオを呑まされ、でっちあげで有罪にされた被害者は多いのではないか/以下引用 の岩橋義明・最高検察庁公判部長の連続の犯行をまさか 『連続7駅同じドア閉まらず』を偶発事故として処理しないでしょうね 」

岩橋氏が「 検察による被疑者の取り調べの録音、録画の可視化を検察庁として採用するか否かを判断する中心人物だった 」という話は初耳だが、ありえないことではないのだろう。「埼玉愛犬家…」の裁判資料に現れている岩橋氏の非常識な取調べ状況やその姿勢を思い起してみると、「 被疑者の取り調べの録音、録画の可視化 」問題に対していったいどのような姿勢で取り組み、どのような判断を示しているのか見てみたい気もする。物事の正確な判断を下すために必要とされる健全な理性をこの人が欠いていることは、今回の事件にも如実に表れているだろう。さて、「 こんな御仁に検察のシナリオを呑まされ、でっちあげで有罪にされた被害者は多いのではないか 」というこの方の記述を読んで、私が即座に風間さんの姿を思い浮かべたことは言うまでもない。風間さんは岩橋検事に取調べられたわけではないので、共犯者のY氏を通した間接の被害者になるわけだが。

なお、岩橋氏とY氏の間で行なわれた一種の「司法取引」(これについてはY氏が法廷で暴露しているし、判決文もその存在を暗に認めている。 )のようなことは、「この事件のように証拠がきわめて少ない場合はある程度取引のようなことも仕方ないのではないか。」という考え方もあるだろうと思う。実際そういう意見を聞いたこともある。現実面を考慮すれば、私もその種の考えを一概に否定できないとは思う。ただその場合の絶対条件は、何にもましてその取引が他の人にたとえ一寸でも害をおよぼすようなことがあってはならないということだろう。取引相手の犯罪を別の人に肩代わりさせることで立件をなすなんてことは、当の犯罪に勝るとも劣らない重大な犯罪を取調べ官自らもう一つつけ加えて積み重ねることに他ならないだろう。少なくとも「埼玉愛犬家連続殺人事件」ではそのような疑いがきわめて濃い捜査が現実に行なわれたこと、これは事実に即して確実なことである。
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2012.10.20 Sat l 埼玉愛犬家連続殺人事件 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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