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橋下徹大阪市長は、4月2日発売の『週刊朝日』(4月12日号)の記事「石原慎太郎代表の復帰と賞味期限切れで焦る橋下市長」に怒りを爆発させ、その結果、昨秋の同誌連載「ハシシタ・奴の本性」に関して同誌と発行元の親会社である朝日新聞社に対し、法的措置を講じる決意を固めたそうである。今回の記事というのは、最近の橋下氏について「行列のできる法律相談所」や「たかじんNOマネーGOLD」といったテレビ番組への出演が目立つことを紹介し、「焦ると政治家はネット番組ややわらかい番組に出たがるものです」とか「もう橋下さんでは視聴率がとれない。議員団とのドタバタ劇に大阪人は興味を示さない」などの第三者証言を紹介するなど、橋下市長の影響力の衰えを指摘したもの。

これについて、橋下氏は、「週刊朝日が僕に対して重大な人権侵害をやったのはつい半年前。そのことで公人チェックを緩める必要はないが、せめてそのような大失態をやったなら、真正面からの政策批判かルール違反行為の追及で攻めて来いよ。それを、こんな人をバカにしたような記事を載せやがって」「俺が知事になって今があるのは、行列のおかげだし、たかじんさんのおかげでもある。たかじんさんが復帰したと言うことで番組に伺って何が悪い」などとツイッターで怒りをぶちまけているが、週刊朝日のこの記事を一読したかぎりでは、確かに「真正面からの政策批判かルール違反行為の追及で攻め」た記事ではないが、かといって特に事実を捏造したり歪曲した「人をバカにした」というレベルのものにも見えない。書かれたほうにとってはもちろん愉快なものではないだろうが、まぁまぁ事実を客観的に記述しているといえるのではないか。これが「人をバカにしたような記事」だというのなら、自分のほうは常日頃もっともっと「人をバカにしたような」ことを連発しているのではないか? そういえば、この人は、スポニチ(3月22日)の記事「たかじん復帰を祝福した橋下徹市長」によると、

「 やしきたかじんの1年2カ月ぶり仕事復帰となった関西テレビ「たかじん胸いっぱい」収録では、親交のある橋下徹大阪市長がVTR出演し、「本当に復活おめでとうございます。大阪府民、日本国民が楽しみにしていたと思います」と祝福した。 」

とのことである。まあこれは「人をバカにした」とまでは言えないかも知れないが、「日本国民が楽しみに…」の一言には読んでいてそういうことを平然と口にできるこの市長の感覚にギョッとしたな。正直なところ…。この人のなかにはたかじん周辺がメディアの先端に位置しているくらいの認識がひょっとしたらあるのだろうか。

それはともかく、先日は、大阪市が行なった市職員への思想アンケート調査に対する大阪府労働委員会の決定に関して、橋下氏は自身が反省の弁まで述べて殊勝な(?)態度をとっているにもかかわらず、労組側が重ねてきびしい批判をしたというのでこの人は怒りを爆発させてたちまち態度を一変させたが、今回の週刊朝日の件も経緯は同様のものに思える。あのときも橋下氏は、「朝日新聞出版の篠崎充社長代行らから掲載の経緯に関する第三者機関の検証結果の報告や謝罪を受け」ると、「全て理解し、納得できた」、「僕の言いたかったことを理解した上で対応策も検討していただいている」と評価し、いったんは完全に鉾をおさめたのである。(こちら
出自をめぐるその記事とはまったく性質を異にする新たな記事にいくら腹が立ったからといって、一度「全て理解し、納得できた」と公言した過去の出来事を蒸し返して、「やっぱり提訴してやる」というのではまったく道理に合わない。提訴するのならあくまで今回の記事を対象にすべきだろう。

ところで週刊朝日の昨年の「ハシシタ・奴の本性」だが、あれは明確な差別的内容の記事だったことは明らかだと思う。もっと言えば、その前に出た週刊新潮や週刊文春の記事も同様に差別感に充ちたものだったろう。ただし週刊朝日が公人橋下氏の人間的欠陥を取り上げてそれをあからさまに出自と結びつけて記述していたのに対し、新潮・文春はそこまで露骨な表現はしなかったというに過ぎない。要はこちらの二誌は狡猾だったわけだが、ある特定の人物の言動を批判するにあたって、その批判に正当性があるという自信があるならば、その人物の出自を問題にする必要性はまったくないはずだ。というのも被差別部落出身であることはその人物が故のない差別を受けてきた一方的な被害者であることを意味するのであって、それ以外の意味は持ちえないだろう。それなのに、週刊朝日の連載では、橋下氏がいかに問題のある危険人物であるかを証明しようという目的のために橋下氏の出自を持ちだしているように見えた。新潮・文春もその意図をあからさまに出してはいないとしても執筆者は同様の意図をもっていたのではないだろうか。これでは、自分たちの批判の正当性を自ら投げ出していることにしかならないだろう。それだけではない。こういう記事を書いた以上、論理的には今後差別を批判する記事など書けなくなるだろう。いや、朝鮮学校の授業料無償化除外や補助金の打ち切り問題を見れば明白なように、現在のマスコミに差別を罪悪と捉える感覚・思考が衰弱してしまっているからこそ、あのような記事が出たのだと言えるようにも思う。そして現在週刊朝日に猛攻撃をしている橋下氏自身が先頭に立って差別的政策、言動に精を出していることはまぎれもない事実である。この人がこれまでずっと大阪府市の朝鮮学校にどれほど残忍な差別的仕打ちをつづけてきているか、市職員への思想アンケート調査もまたどんなに根深い問題をはらんでいることか。橋下氏はそれとこれとは違うなどの言い分は通用しないことを知るべきだろう。
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2013.04.09 Tue l 橋下徹 l コメント (1) トラックバック (0) l top

コメント

No title
橋下徹は、タレント弁護士時代から在特会の高田(自称桜井)会長と交流があったようです。
又、ロート事件で逮捕された在特会幹部が経営する北新地のラウンジでは、維新の会の市議当選祝勝会も行われています。
このラウンジは、(悪名高い)「チーム関西」のメンバーの溜まり場でもありました。
その後、無許可営業だとして、このラウンジは摘発され、その際、経営者である在特会幹部は、踏み込んだ警察官に包丁を振り回して、公務執行妨害で逮捕されています。

橋下維新は、在特会=レイシスト集団とズブズブの関係であり、正真正銘の差別主義者(集団)です。
2013.04.13 Sat l やす. URL l 編集

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