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 『冤罪File』に風間博子さんの裁判および判決に疑問を呈する記事 掲載される
風間博子さんの死刑判決に対し、あれは公正な裁判による公正な判決だったのか?と疑問を呈する記事が、深笛義也氏の『女性死刑囚』(鹿砦社2011年11月刊行)につづいて、先日『冤罪File』(2013年11月号・№20)に発表されました。ルポライターの片岡健氏の筆によるもので、

「冤罪疑惑が黙殺され続けた「埼玉愛犬家連続殺人事件」 共犯者が被告人の無罪を証言!」

と題されたレポート記事です。片岡氏は裁判記録に目を通し、関係者への取材や現場検証を行ない、その経過をとおして、「いざ調べてみると、この事件の実相は報道のイメージと随分異なっているのである。」と述べて、裁判や判決や報道内容への疑問を表明されています。書店での立ち読みで構わないと思いますので、できれば多くの方にぜひ一読いただければと思っています。

さて、下記の文章は風間さんが支援誌「ふうりん通信」に毎号手書きで寄稿している「冤罪を訴える~まやかしの判決書~」です。いつものように転載します。今回風間さんが訴えているのは、犬の購買やマンション転売の件などで被害者K氏と親交があったのは「SとY」であったにもかかわらず、判決では、それが「Sと風間」であった、というように証拠に反して作り替えられ、書き替えられてしまっているということです。このことを風間さんは明白な事実に即して具体的に指摘していますので、その点を読み取っていただければと思います。(言わずもがなとは思いますが、文中の「K氏」とは事件の最初の被害者の方です。また、事件の主犯と共犯者に関してこのブログでは実名を記していますが、風間さんは「S」および「Y」と記していますので、そのまま転載しました。)


  冤罪を訴える ~まやかしの判決書~5《K事件の強力支援者はだれだ?》(「ふうりん」№16) 風間博子
 
 K事件が起きた原因は、K氏への犬の売買でのキャンセル話における金銭トラブルである、と確定判決は認定しております。

偽りの「Sとの詐欺的商法共謀者」認定
 K氏は、1992年(平成4年)に家族と共に万吉犬舎を訪れ、アラスカン・マラミュートを購入し、Sと知り会いました。その後、K氏は度々万吉犬舎を訪れるようになり、Sとの親交を深めていきました。
 K氏とSは、ほぼ毎日のように会う仲となり、SはK氏にローデシアン・リッジバックの利殖話を持ちかけました。そして、K氏は牡牝の購入を決めたのですが、先に引き渡された牝が、K氏宅から逃げ出してしまったことをきっかけとして、K氏とSとの間に、牡のキャンセル話や代金返済等についてのトラブルが発生しました。
 このSの詐欺的商法の利殖話を支持支援し、Sに協力していたのは誰かという点について、確定判決は、
① Sは顧客から犬の売買代金等を受け取ると、その都度、風間に報告し、渡していた。Sは顧客との取引き状況等について、包み隠さず風間に話していた。として、K氏とSとの取引きの全ては知らなかった等と事件関与を否定する私の供述は、S供述と対比すると、到底信用できないものというほかない。とし、
② 風間は、SがK氏に対して詐欺的商法を展開しているのを知った上で側面から強力に支援する言動に及んでいたこと、キャンセル話や詐欺的商法でSと共同歩調を取る形で行動していたこと、などが明認できるから、実情を全て知っていたはずである。Sとの共謀を否定し、事件関与を認めていない風間の供述は、到底信用できない。
とする一方
③ Y供述は、自分があたかも第三者的立場であったかのように述べ、必ずしも信用し難いけど、それでも、いずれにせよ、Yが補助的役割しか果たしていなかったことは明らかである
として、Sと共謀していたのは、Yではなく、私であると認定しました。

裁判所のまやかし
<①の件> Sは、この件について、次の通り供述をしております。
『私は、Kさんの場合に限らず、犬を売って受け取った代金は、全てをその日の内に博子に渡しており、私が一部でも使い込んだということは一回もありませんでした。これは断言できます。』
 そして裁判所は、何の検討もせぬまま、無責任にも、このSの言い分をそのまま真実であると認めたのです。
 しかし、裁判所が極めて高い信用性を認めているY供述には、このS供述(つまり、確定判決の認定内容)を否定する反対事実が、以下の通りに述べられております。
『Sは…博子に渡す金をくすねていたのです。Sの方法は、実際は80万円で売った犬の代金を博子には嘘を言って、50万円で売った事にして其の額を渡し、差額の30万円を自分の金として、女遊びの金に使っていた、ということをしていたのです。』(員面調書)
実際に、KさんがSに支払ったという金額と、私が博子から聞いた1匹の値段について考えると、相当額の差、があります
 Sの毎月の小遣銭は…Eさんを食事に誘ったり、手土産品代としたり、ソープランドに客を招待したりして、1ヶ月を待たずに足りなくなって仕舞うことから、不足する金を得るため、犬の売上金額を博子に対して嘘をついて、その差額を握っていた事が何度もあったのです。』(検面調書)
 Yは公判廷においても、『Sがごまかすことなく、博子に全額を渡していたということはあり得ません。そういう事は、一杯ありました。』と証言しています。
 この事はYだけでなく、万吉犬舎で長年に渡りSの側で働いていた従業員も以下のように供述しております。
『そのすべての回数を把握してはいないですが、例えば、20万円の犬を売った時に、15万円でしか売れなかったと風間には言ってある、と、Sから聞いたことがあります。』
 この様に、Sは私に対して、売上金額をごまかして報告して渡し、その差額を懐に入れたりしており、『顧客との取引き状況等について、包み隠さず風間に話していた』という事実がないことは明らかとなっております。
 裁判所は、私がSの詐欺的商法による不当な販売方法や販売価格を全て知悉し、協力して行動していたと認定し、そこから、K事件の殺害動機があったとこじつけてつなげているのです。

<②と③の件> SとK氏との数々の取引きや話し合いの場に常に同席し、Sと共同歩調を取り、Sを補佐していたのは、裁判所が「側面から強力に支援する言動に及んでいた」と認定した私ではなく、Yであることが、それらの場に同席し現認していたK氏夫人の以下の証言で明らかとなっております。
▪ 2/17の高崎マンション売買話の時は、 「SとYがいました。」
▪ 2/20のジャガー引き渡しの時は、  「SとYがいました。それから4人(K氏夫妻とSとY)で佐谷田の駐車場へ行きました。」
▪ 2/24のカラカル売買の時は、    「主人とSとYと3人で、ダッジバンに乗って一緒に来ました。SとYは家に入って来て、2時間ほどいました。」
▪ 3/4の高崎マンションの断り話の時は、「寄居のアパートに行くとSとYとTとほかに男が2人いて、Yからかなり責められ、疲れきっていました。」
▪ 3/10のローデシアン牝、受取りの時は、「ペットショップにSとYがいないので、しばらく待ったが来ないので連れて帰る、と電話が主人から来たあと、すぐにYから『勝手に持っていっただろう、ちゃんと買って、宣伝をばんばんやってもらわないと困る』などと言う電話がありました。」
▪ 4/22、事件後(Y宅の見張りをした翌日)「Yから怒った口調で『昨夜うちに来ただろう。話があるなら昼間会おう。タカ・エンタープライズに来い』という電話がありました。」
 一方、これらの取引に関して私(風間)が積極的に前面に出て行動したことはないし、聞いてもないと、証言しております。
 また、これらの取引やトラブルについてYが「よく知らない」と言ってることについては、「考えられません」と、明確に否定しております。

 K氏とは何でも相談し合っていて兄弟の中でも一番仲が良かったというK氏の弟U氏は、Yを「Sと一緒につるんでる共犯者」といい、
「そいつ(Y)が、Kさんをうちの社長(S)が気に入ってるんだと、おれも気に入られて、ポルシェとか買ってもらったり、自分のうちを造ってもらったりしてるんだとか、200円を取っても400円にして返す人なんだとかいうことを言ってた」
等と、Yが積極的にK氏に働きかけていた事実を証言しております。
 また、4/21にY宅へ行ったことに対して、YからK氏夫人の所へ「弟、出せ。弟に連絡を取れ」という怒りの電話があって、Yに電話を入れた時のことについては次の様に証言しております。(4/21のことは、前号の「まやかし3」参照)
「Yは、随分じゃねえかって。昨日、あんな夜遅くに、人のうちに来やがって。おっかなくって、うちに戻れなかった。とにかく、潔白を証明したい。だから会う段取りをしろって、こう言いました。」
 そして翌4/23に、E氏を仲介者としたいわゆる「江南会議」が開かれたのですが、今回は、その内容説明は省略いたします。尚、E氏を仲介者と頼んだのは、K氏側であり、出席者は、K氏の兄弟と友人知人達、そしてSとYです。

確定判決の偏りと客観的事実との矛盾
 3/10にK氏は、ペットショップにSとYがいなかったためにローデシアン牝の受け取りをせずに、SとYを待っていました。「SとYを」です。
 K氏へのローデシアンの詐欺的販売に私が(たとえ表向きだけだったとしても)関与していたのならば、K氏が「SとYがいないから」と待つ必要はなかったはずです。
 仮にK氏が、単にSやYと話をするために待っていたと考えてみても、ローデシアンを引き取っていったことに対してYがK氏に「勝手に持っていっただろう」と文句の電話をすぐに掛けたことは、はなはだ見当違いの話となってしまいます。
 このことからも、私がK氏へのローデシアン販売話に関しては、第三者的立場であったこと、その輸入手続きをしていただけであったことが知れるはずです。

 K氏は3/末~4/初に家族の身の危険を感じて妻子を実家に帰しており、弟U氏へは、「何しろおかしい。犬屋(S)にだまされた。私がばかだった」と悔し涙をこぼして話していたそうです。
 そんなK氏を油断させ呼び寄せるために、事件前夜に遊興させたSとYですが、そのソープランドからの帰り道に、YはK氏の車に乗り込んで2人で熊谷迄戻っております。
 このことからも、犯行の成否に大きく係わる事件当日の呼び出しに、Yが重要な役割を果たしていたことが、容易に推測できます。

 K氏とSとが毎日の様に会っていた時に、常にSと一緒に行動していたのがYであることは、複数の目撃証言があり、そのつきあいの中でK氏はYのことを、
「Yという男は、恐しい男だ。金のためなら何でもする男だ。」
 と感じ夫人に伝えております。
 そして、Yに対しての嫌悪感を日増しに抱いていった夫人は、YがSと一緒に家に来ても「Yは家に入れなかった」という状態になっていました。

 Yが自発的にK氏を詐欺的商法に引きこもうとして動いていたことは、遺族等や周辺にいた人達の供述で明白な事実です。
 確定判決の認定は、関係資料の綿密な分析をしていないという話どころか、事実を歪めることに苦心惨憺して、私を有罪へと導いているのです。
 矛盾に満ちた死刑判決から免れるため、皆様方のご支援が何としても必要です。協力して下さる弁護士さんの紹介等、どうぞよろしくお願い致します。 風間博子 」
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2013.10.23 Wed l 埼玉愛犬家連続殺人事件 l コメント (2) トラックバック (0) l top

コメント

「恵庭えん罪」は紹介したけど・・・
こんちは。
えん罪ファイル、No20、おっちょこちょいの私ゆえ、目次の巻頭特集だけみて、次ページを見るのを忘れていました。


2013.10.24 Thu l 檜原転石. URL l 編集
No title
太田昌国氏のブログの死刑囚に関する記事です。http://www.jca.apc.org/gendai_blog/wordpress/?m=201311
2013.11.17 Sun l やす. URL l 編集

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